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草 (松本清張)[くさ]
『草』(くさ)は、松本清張の小説。『週刊朝日』1960年4月10日号から6月19日号まで、『黒い画集』第9話として連載され、1960年7月に単行本『黒い画集3』収録の一編として、光文社より刊行された。 1961年・2015年にテレビドラマ化されている。 == あらすじ ==
私、沼田一郎は、東京都内の朝島病院に入院している。院長の朝島憲一郎は、婦長の雨宮順子と共に毎日病室を回診していた。私には付添婦の河原タミが付き、隣の病室には金子京太という男が居た。 ある日の朝、突然朝島院長の回診がなくなり、同時に雨宮婦長も姿を見せなくなった。2人が駆落ちしたのではないかと囁かれる中、薬剤師の堀村が首吊り死体で発見された。続いて、事務長の笠井光雄が屋上から飛び降り自殺する。 病院の薬室に泥棒まで入り、病院全体の雰囲気が暗くなる中、沼田の周辺はひそかに動きを見せ始めるが…。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「草 (松本清張)」の詳細全文を読む
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